ビジネス書で育てるスライム

こんにちは!このブログでは僕が、良書と感じた本を紹介していきます。 ヘタレな僕が、ビジネス書、実用書、自己啓発書などと呼ばれる偉大な前人たちの賢者の書から学び、賢者を目指して奮闘する日々も綴っていきたいと思います。

第25回の紹介本は「嫌われる勇気 -自己啓発の源流『アドラー』の教え-」

同名のドラマも放送されるなど、ブームになった一冊。


本書ではアルフレッド・アドラーアドラー心理学を、哲学者と若者の会話形式で解説しています。


「人間の悩みは、全て対人関係の悩みである」とした上で、「どうすれば、人は幸せに生きることができるのか」という問いに、一つの答えを出してくれています。


初め、僕が知人から勧められた時は、題名からして自分勝手に生きていけというような内容かと勘違いしており、ずっと読まず嫌いしていました(笑)

しかし、実際は、思考の観点を変えて自身の行動を見直し前へ進んで行こうというような話でした。


めちゃくちゃざっくり説明すると

「過去の出来事に原因があるからその行動をしてしまう」という考え方ではなく、実は「今の自分の目的に合わせてその行動をしている」という考え方にシフトすると自分を変える糸口が見えますよ、という話。

他にも、劣等感って上手く使えば良いものなんだよという話や、自分と相手との課題の線引きの話など、なるほどと思う内容がたくさんありました。

詳しくは本書を読んでみて下さいませ。


読んでみて、「過去は変えられないが、現在は自分次第でいくらでも変えられる。自分はいつでも生まれ変われるんだ」という気持ちになりました。


アドラー心理学は勇気の心理学と呼ばれていましたが、読んでいてどんどん勇気が湧いてきました。


今思い返すと、勧められたのに、すぐに読まなかった自分が本当にアホだったなと思います。(笑)


対人関係を改善したい方、今の自分から変わりたい方には、オススメです。


読みやすさ★★★
面白さ★★★
知識★★★
モチベーションUP★★★★

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え